「すけだち」8月5日(日)夜 新宿コマ劇場

rikamiki2007-08-05


開演:19:00
座席:14列左サイド
主演:筧利夫松浦亜弥
出演:北村有起哉宮川大輔

ネタばれにご注意下さい。



真夏のコマ劇場は、昨夏の「リボンの騎士」と重なり、主演の筧利夫は、梨華ちゃんよっすぃ〜が出演した「何日君再来」の舞台で見て、なかなか熱かったので、この舞台を観てみたいと思いました。初回には、あまり、こだわらないのですが、今日しか、空いている日がなかったので。

コマ劇場は、懐かしく、相変わらず、ステージも、会場も丸い感じ。14列は、前のブロックで、思っていたより、ステージが近い。

舞台が始まり、あややが、セーラームーンのパクリで、鎖鎌戦士ザクザクムーンで登場した時は、なんだこりゃーと思い、ラブホで援交みたいなシチュエーションで、時東ぁみが、変態オヤジ相手に、「メガネ、キラッー!」X3とか、その上、筧利夫が、必殺のパクリか、秒殺仕事人中村もづくで登場してきた時は、超カッコいいちらし、「すけだち(助太刀)」というタイトルから、シリアスで斬新な時代劇かと思っていた私には、ショックでめまいがしてきました。

筧利夫あややの役は、地球人で、それぞれ、役者、アイドルといった設定で、この後、救世主として、独裁者と戦う為、「アイドルメダ」という星に連れていかれる。

ということで、この舞台は、SFコメディでしょうか? 所々に、あややや、それ以外のキャストの歌もあり、ちょっとミュージカルの要素もあります。

始まった頃は、どうしょうかな? と思いましたが、「アイドルメダ」に舞台が移ってからは、ストーリーがまともになってきて、第2部では、「何日君再来」で魅了された、筧利夫の熱く、問い掛けるような、少し早口な長セリフが健在で、それに加え、あややの、今までの悲しみを激白する感情的な演技が重なり、最後は、じーーーんと、きてしまいました。

宮川大輔の、味のある悪役振りも悪くはなく、ギャル曽根との絡みが面白かった。ギャル曽根は、セリフで、「閣下」と「パスタ」を間違え、宮川が激しくつっこんでいましたが、これが台本かどうかは、明日以降、判明します。

いろいろなテーマが、舞台の中に、込められていた気もしますが、1回観ただけでは、分かり難い。

最後の、筧利夫あややの演技が、印象的!

最後、カーテンコールは2回で、出演者の紹介、挨拶はなく、手振り、お辞儀のみでした。