シンデレラ the ミュージカル8月10日(日)昼 新宿コマ劇場

出演:モーニング娘。麻路さき愛華みれ・光あけみ・箙かおる
開演:11:00
座席:2列右サイド通路側

ネタばれにご注意下さい。


休日の朝は弱いので、開演20分前に、歌舞伎町の現場から少し離れた駐車場に到着。慌てるかと思いましたが、いつもと変わらぬ状態で会場入り。

今日の座席は、右サイドでしたが、昨日ほど端っこではなく、舞台の奥まで十分見られました。

また、2列とあって、オーケストラピットは挟むにしても、ステージはもの凄く近く、良い目の保養となりました。

プロローグは、妖精の花園のシーン。主役の愛ちゃんとともに、妖精役のさゆみんミッツィーが登場。さゆとミッツィーは、宙吊りも披露してくれた。

しかし、妖精の衣装は、エコモニ。とそう変わらないが、何かイマイチな感じ。青いヅラが原因?

他に、さゆ&ミッツィーは、白のカジュアルドレスで町娘、ピンクのドレスで貴族の娘役でも登場した。こちらの、ドレスを着用したさゆは、ため息がでるほど可愛く、美しかった。但し、さゆ&ミッツィーは、セリフや歌が極端に少なかった。

継母役の愛華みれ、義理の姉役のれいな、えりりん等親子3人は、悪役なんだろうけど、楽しい3人。

れいなとえりは、出演、セリフは多かった。この姉妹は、意地悪というよりは、わがままなお嬢様達。れいなは、役でシンデレラをいじめることを気にしているようだが、もっといじめても良いくらいだ。

愛華みれ演じる継母役が、一番個性が強いキャラクターだった。歌はあまりなかったが、アドリブを結構入れてくる。伝令官役の小春にキモいと言われていたり、つばを付けようとしていたのにはwww。女ボスみたいな感じで、ヤッターマンドロンジョを思い出した。

妖精の女王役の麻路さきは、宙釣りが多く、楽しそうだった。

王様役の箙かおるは、前作「リボンの騎士」にはなかった、人間臭いコミカルな演技が見られて良かった。

ジュンジュン、リンリンは、王子に靴が合う女性が居なかったことを報告する際に、セリフがあった。リンリンの「太い足、細い足…」の所で少し笑いが起こる。

ジュンジュンは、良く見るとメッチャカワイイ。一瞬、好きになりそうになった。

超ハイな上げ底ブーツを履いていた王子役のガキさんだが、思っていたより凛々しくて良かった。準主役級ガキさんは、さすが、セリフ、歌と出演が多い。よくぞここまで上り詰めてくれたと思う。

シンデレラの愛ちゃんは、セリフ、歌と出演は多いけど、「リボンの騎士」の主役を経験した愛ちゃんには、余裕かな。

ラストは、全員、ハッピーエンド。継母、姉達ともども、城に招かれて、今までの確執が何もなかっように、シンデレラと王子を祝福。

最後まで、ドキドキとするような場面や、緊張感はなく、全般的に、まったりと観られた。

1回目観た時は、何か物足りない感じもしたが、2回目観た時は、オーケストラの生演奏に耳を傾け、独特なミュージカルのファンタジーな雰囲気にどっぷり浸かることができて心地良かった。

観劇というよりは、鑑賞と言った方が相応しいかもしれない。

エンディングでは、真正面に、さゆみんと小春。ちょっと離れて、れいなも居た。さゆと目を合わせたいんだが、小春と目が合う。

その立ち位置は、カーテンコールでも変わらず。愛ちゃんは、「お姉さま〜」と他の共演者を呼ぶ時に噛んで、ガキさんに、(舞台の)セリフでは噛まないのにと突っ込まれる。

2回目のカーテンコールの幕が下りる時、真正面のさゆに「うさちゃんピース」をやったら、さゆも返しにやってくれて感無量。

シンデレラは、また、後半に、観に行きます。

「かば2」のレポは、後日、記述します。