アトリエ・ダンカンプロデュース「オペラ・ド・マランドロ」〜リオデジャネイロ 1941〜7月26日(日)昼 東京芸術劇場 中ホール

rikamiki2009-07-26


出演:別所哲也マルシア石川梨華石井一孝杜けあき小林勝也東山義久田中ロウマ
開演:13:00
座席:J列センター


昨日土曜日に開幕した梨華ちゃん主演の標記ミュージカル。2公演目となる今日の昼公演を観てきた。

良く利用する駐車場がある南池袋から歩いてみたが、そんなに遠くはなかった。非常に暑い日だったが、上手い具合に日陰を歩くことができた。

東京芸術劇場は、メロンミュージカル、昨秋のベリゲキハロと、利用が5回目になるので、迷うことなく、エレベーターで中ホールへ。

座席は10列目で、前ブロック最後列の後通路。視界を遮るものはなく、舞台も近く感じた。

次の週末にも観劇するので、今日は、あまり深く考えず、見落としがあっても構わないスタンスで、リラックスして観劇した。

劇の方は、主役級に限らず、全出演者均等に出番がある感じで、梨華ちゃんの出演は特に多いという訳ではないが、普通に出番、見せ場はあった。

さすがに、主役の別所哲也が、一番出番が多いのは当たり前の中、脇役である筈のオカマキャラの田中ロウマが、結構目立っていた。

宮本亜門の「三文オペラ」では、なっちのキスシーンがあったので、最悪、梨華ちゃんにもあることを覚悟はしていたが、手の甲にキスされたり、「お前の微妙なカーブまで知ってんだ」と腰をなで回された位で済んだ。手がお腹の下辺りに来た時には、ドキッとしたが。

梨華ちゃんは、いつも見せてくれる梨華ちゃんらしいスマイルでいることが多かったが、手下をピストルで恫喝したり、マルシアとのバトル等では、怖い迫力がある表情を見せたりもした。

ミュージカルということなので、当然、梨華ちゃん歌うシーンもあり、5曲位に参加していた。

梨華ちゃんが歌うシーンになると、ドキドキするが、私よりも梨華ちゃん本人の方が、その気持ちは強いかもしれない。

マルシア石井一孝等、他にミュージカル慣れした上手な出演者いると、やり難いだろうし、そんな中で歌う梨華ちゃんは凄いと思う。

結末は、宮本亜門の時と同様に、曖昧な形で強引に終了。「三文オペラ」の結末とは、そういうもんなんだろう。

ここでは、別所哲也が煽って観客を立たせて、サンバガールが多数登場し、サンバで盛り上がって終了。

カーテンコールは、2回あった。1回目では、今日は杜けあきの誕生日ということで、観客含め出演者全員で『Happy Birthday』の合唱。

お礼に、杜けあきが、別所哲也の頬にキス。派手にキスマークが付いたのには笑った。その後、良く分からないが、田中ロウマも別所のもう片方の頬にキス。マルシアはする真似をしてやめた。やめてくれて有難かった。梨華ちゃんへの流れができたら大変だ。

上演時間は、途中休憩15分を含み、1時間40分。

次に観劇するまでに、何か気になる事があったら、触れるかもしれない。