BS-TBS開局10周年企画「ファッショナブル」6月19日(土)夜 ル・テアトル銀座

rikamiki2010-06-20


夜公演: 開演:18:30 座席:1列センター
脚本:坪田文空間ゼリー) 演出:吉田健(TBS)
出演:モーニング娘。辰巳琢郎加藤紀子中島早貴℃-ute) 他


19日土曜日の3回目公演を観てきました。

座席は最前列のど真ん中で、舞台が近くて申し分ない。

舞台の最前というのは、それなりにある(今年だけで5公演目)が、娘。メン全員が出演する舞台の最前は、また違った価値があり嬉しい。

さゆのみならず、れいな、ガキさんえりりん等も近くでガン見させて貰った。

舞台の方は、東京千秋楽を明日に控え終わりが見えてきたせいか、大掛かりなアドリブが加えられてきた。

リンリンが辰巳さんに殴り掛かるシーンでは、いきなり辰巳さんが仕込んできた赤いハンカチを取り出して、2人の闘牛ショーが始まった。

愛ちゃんがチョイスした服をさゆが全部「パス」と言って断るシーンでは、最後にさゆが、「パス、パス、パス、シュート!頑張れサッカー日本代表!」 とポーズ付きの派手なアドリブを披露。

上の2とも大胆なアドリブだったので客席は大爆笑だった。

ファッション対決がある舞台の前半は、ファッションの定義、チームワークがテーマだったが、後半は、意味ありの親子の関係を焦点にしんみりした内容だった。

愛ちゃんは、終始、家族を捨てたお父さん(辰巳さん)のことを嫌っていたが、最後にお父さんと話しているうちに、ファッション業界に入ったのは、お父さんに自分を認めさせたかった、本当はお父さんが好きだったと本音が出てしまった。折角心が通じ合ったのも束の間、お父さんはガンで余命あと少しという所が非常に切なく感じた。

すぐ目の前で2人が抱き合っている(親子のように)シーンが見られて、愛ちゃんの涙が床に落ち、感動がさらに増してきた。

カーテンコールの挨拶は、JCJKのオーデ合格者を含む出演者全員だった。

この挨拶が時間的に長かったし楽しかった。

私が観たアフタートークショーの時は、カーテンコールの挨拶はなかったので、そうなると推しメンが出演しないアフタートークショーだったら、ない方がいいことになる。

当初は、「おじぎ」シリーズの延長線と考えていたこの舞台だったが、こちらの方が内容が全然深い。

脚本家つぼふみ主催の劇団「空間ゼリー」は、正直あまり印象にないが、TBSが絡むつぼふみの舞台は、昨年の「恋するハローキティ」にしろ感動させられる。

3公演観劇したけど、もう1公演位観てもよかったと思った。

次の舞台観劇は、梨華ちゃん、IZAM出演の「夏唄日記」になる。入口で貰ったちらしの束に含まれていた。