劇団ゲキハロ第11回公演『戦国自衛隊〜女性自衛官死守セヨ〜』9月24日(土)夜 池袋サンシャイン劇場

夜公演: 開演:15:30 座席:1列センター右寄り通路側
脚本・演出:塩田泰造大人の麦茶
出演:清水佐紀嗣永桃子徳永千奈美鈴木愛理岡井千聖萩原舞・斉藤佑介・和泉宗兵・横山一敏・宮原将護・並木秀介中神一保池田稔

ネタばれにご注意下さい。


『死守』の東京千秋楽を観劇した。

この日もハシゴで、市川市文化会館のドリムス。コン昼公演に参戦した後、東池袋へ移動した。

座席は1列最前のセンター。「戦国自衛隊」のチケ運は全体的になかなかのものだった。

千聖とまいまい以外のベリメン、℃-uteメン4人は自衛官役。

その自衛官の中で、愛理がリーダー役で主役。滑舌が悪いのは仕方ないとして、クライマックスでは殺陣もあったりと、終始、凛々しく演じていた。

滝に打たれるシーンで、上着を脱いだ時のタンクトップ姿は、小さいながら胸の膨らみに愛理から女を感じてしまった。

まいまいは集落の一族のお姫様役で、千聖はその家来衆の娘役。

まいまいはお姫様役はよく似合っていた。千聖は間近で見ると思いの他美形だった。今回の出演者では1番と言っても過言ではない。

『死守』の方で、ショックだったのは、佐紀ちゃんと桃子が死んでしまうことだ(厳密に言うと、佐紀ちゃんは歴史が変わったので消滅)。『帰還』の方ではハッピーエンドな結末だったので、こちらも同様の結果になると勝手に思い込んでいたからかもしれない。

最終的には、同盟が決裂する長尾一族を滅亡させて、現世には帰らずに、生き残った愛理&千奈美で、戦国時代終結させる為に戦いの旅に出発する所で舞台は終劇する。

脚本・演出が塩田泰造氏なので当たり前だが、全体的に十分オトムギ臭かったし、ラストの方ではオトムギらしい切なさの演出も満載だった。

評判がいいのも何となく分かってくる。

あと、この公演は、『死守』の東京千秋楽だった為、カーテンコールも多めで、出演者全員の挨拶もあった。

カーテンコールでは、愛理は終始涙目で、自分の挨拶の時は感極まって泣き出してしまった。

舞台「戦国自衛隊」は、『帰還』、『死守』とも両方最高だった。