後藤真希 市川市文化会館 追記

rikamiki2006-10-18


GAMの新曲『メロディーズ』等にも触れたいのですが、今日は、先日のごっちんのコンサの所感を記述します。ネタばれにご注意下さい。

今回のごっちんのツアーですが、私的には、大きく前編、後編の2部構成に大別する事ができて、前編は、ダンスパフォーマンス、バラード熱唱等の魅せる、聴かせるコンサで、『ペイントイットゴールド』からの後編は、2004年辺りを彷彿させる従来のごまコン。

前編ですが、最初の『SOME BOYS! TOUCH』、『LOVE LIKE CRAZY』は、自然とノレて、合わないけどPPPH等もできない事も無いですが、それ以外は、下手にノろうとすると、何も対価は得られず体力を消耗するだけなので、ごっちん等を見る、聴く事に専念した方が懸命ではないかと感じました。しかし、『横浜蜃気楼』だけは別で、あの空間は、完全に従来のごまコンでした。

後編は、ごまコンで特に盛り上がる曲が集められていて、終わり良ければ、全て良しといった感じで、終演後は、汗だくで、満足させられていました。

後編のセットリストでは、奇妙なイリュージョンこそありましたが、『ペイントイットゴールド』、そして、アンコール1曲目の『盛り上がるしかないでしょ!』を聴けた事が収穫でした。

評判が良かったからといって、同じ事を続けていても進歩が無く、いずれ衰退して行く運命だとしたら、前編のビジュアルを重点に置いた新しい試みを実践することは重要で、今回のツアーのように、新しい試みと既存コンサ内容を並立させる事は誤っていないように思います。この新しい試みが、今後、どういう結果に転じるかは、時間が経てば、何等かの結果が出る筈です。

次回は、お馴染みの、新宿の公演に参戦したいと思います。