明治座NEO時代劇 HAKANA〜「いとしの儚」より〜4月19日(土)夜 明治座

rikamiki2008-04-19


出演:藤本美貴大口兼悟
開演:16:30
座席:14列センター通路側

ネタばれにご注意下さい。


今日は、ミキティ主演の舞台を観てきました。

雨が少しぱらついていましたが、大したことなさそうなので、コインパーキングから明治座までは傘を持たずに。

e+の半額チケでしたが、座席は14列のセンター通路側と、思っていたより良い席を用意してくれた。また、センターでも左寄りで、明治座の花道は、左サイドのみなので、これも良い結果に結びついた。

1階席の入口となる3階では、飲食、明治座のお土産以外にも、ミキティの2L生写真が2種類売られていたが、ごく普通の生写真だったので、買わなかった。窓際に飾ってあった舞台衣装を身に着けたミキティの写真だったら買ったんだが。あと、「藤本美貴」の名前入り瓦煎餅も売られていた。

本格的な舞台の為、休憩を挟んだ2部構成で、第1幕:95分、休憩:30分、第2幕60分。終演後外に出た時は、20時に近かった。

ここからはネタばれになってきますが、舞台の方は、アダルト的なストーリーで、品がないセリフも多かったが、最後は、そんなことは一切忘れて、切ない結末に胸が熱くなるような気持ちでした。

ミキティが演じる女性の儚(はかな)という「儚い夢」を意味した名から、最後は、消えていきそうな運命は予想できた。

相手役大口演じる鈴次郎が鬼との賭けに負け、夜明けには鬼となり人間界を去ることが決まった時、儚の運命が読めた。

案の定、儚は、生誕100日目となる夜明けを待てば、念願の人間になれるのだが、夜明けには人間界から消える前の鈴次郎に抱かれることを選ぶ。100日前に男に抱かれると、水になって流れるという身の上を覚悟で。

ミキティは、鈴次郎に、「抱いて」を連呼して迫っていたが、決してエロくはなく、感動的なシーンでした。

鈴次郎をこれ以上冷たくさせまいと、水にはならないと鈴次郎と約束したが、最後は花びらになってこの世から消えてしまった。なかなか感動的でした。

花道には、ミキティに関するケースだと、誕生したての野生的で無知な儚、豪華な花魁衣装をまとった「させず太夫」の儚が通った。

前者のミキティは、男の手を自分の胸に持ってきたり、下半身を触られて喜んでいたり、き○○○とか言ったり、見ているこちら側がどうしたらよいか分からない状態だった。

カーテンコールは2回あった。

もう1公演観る予定。次回は、良席なので楽しみだ。