シンデレラ the ミュージカル8月24日(日)夜 新宿コマ劇場
出演:モーニング娘。・麻路さき・愛華みれ・光あけみ・箙かおる 他
開演:16:00
座席:27列センター
夕方は、昨日に引き続き、今日もコマ劇場。
予想通り、休日の最終公演とあって、満席状態。休憩時間の1階男子トイレの列も、今まで見たことがない、反対の壁に着きそうな位の長蛇の列でした。
座席は、2階の扉から近い27列。今までの1桁列とは異なり、出演者の表情が肉眼では見られないので、シーンによっては、持参したオペラグラスを使用。舞台全体が見渡せ、客席も大半が見渡せ、観客として劇場で観劇している気分は十分に味わえました。
位置は、今まで左右に偏っていたので、ど真ん中のセンターだったのは、救いだった。
本題のミュージカルの方に話を移すと、昨日以上に、アドリブが多い。リアクションも大袈裟になってたりする。
みれさん、れいな、えりりんの継母親子3人は、コミカルに扱われているので、この3人がメインで登場するシーンは、必然的にアドリブが多くなる。執事(真山葉瑠)も結構アドリブを入れてくる。
見せる所では見せ、締める所では締めて、大切なシーンは大切に扱われているので、お決まりの場面で入れられるアドリブは、特に問題はない。
王様役のかおるさんは、王子が逃げるように去っていく時の「一人にしちゃいやだー」の他に、いきなり「ラブマシーン」と言い放つアドリブがあった。
継母の家での靴合わせシーンでは、れいながをシンデレラの靴を壊すハプニングが発生。そのシーンのその後は、うまくアドリブで処置された。
こんな継母親子3人は楽しいが、やはり、愛ちゃんのシンデレラ、ガキさんの王子が、予想以上に素晴らしい。
舞踏会で、王子がシンデレラと初めて会った時、一瞬、2人以外の時間が止まり、ここから、愛がきの2人の時間が続く。シンデレラに巡りあった、王子ガキさんの、熱く生き生きして嬉しそうな演技が良かった。
第一部の終わりで、王子が、シンデレラが落とした靴を拾い上げ、何とも言えない無念そうな表情で靴を持ってステージを下がる所が、カッコ良くさえ感じる。これが、あの「眉毛ビーム」とか微妙なギャグを繰り返していたガキさんかと思うと信じられない。
ラストでは、シンデレラに掃かせた靴が合った時の、2人の(特に王子)感動が伝わってきた。
2回目のカーテンコールでの、娘。メンからの挨拶は、妖精の2人(ミッツィー、さゆみん)が担当。
追い出しの生オーケストラ演奏というのも、最高ですね。手拍子が凄かった。奏者を称えるヲタも最高で、それに応える指揮者も最高!
明日千秋楽のシンデレラ観劇は、今日が最後ですが、今年で閉館する新宿コマ劇場も、今日が最後です。いい劇場だったので残念です。
但し、地下のシアターアプルには、来月、行く予定があります。