音楽劇「三文オペラ」4月12日(日)昼 Bunkamuraシアターコクーン
演出:宮本亜門
出演:三上博史・秋山菜津子・安倍なつみ・松田美由紀・明星真由美・米良美一・田口トモロヲ・デーモン小暮閣下 他
開演:13:00
座席:J列センター左寄り
ネタばれにご注意下さい。
なっちが出演している「三文オペラ」を観てきた。今日は、マチネのみの公演。
梨華ちゃんも、今夏、ブラジル版の「三文オペラ」に出演するので、別物になると思われるが、その予習がてらと、これも何かの縁ということで、観てみることに。
いやぁ〜、なっちが、思っていた以上に、歌や演技が上手くてビックリした。
「海賊ジェニー」とか、怖いくらいだった。
昔、なっち主演の「白蛇伝」というミュージカルを観たことがあり、あの時は、まだアイドル丸出しだったが、今度は、舞台女優という感じがした。
主演の三上博史を一途に恋する、キャラが派手なお嬢様を可愛く陽気に演じていた。
三上博史とのキスシーンもあった。ちょっと長く感じたキスシーンだった。
公演時間は、
- 1幕 60分
- 休憩 15分
- 2幕 45分
- 休憩 10分
- 3幕 50分
の合計3時間とたっぷりで、観終わった後は、充実感みたいなものを感じた。
舞台は、下手側後方上段に、生バンドを設置。
座席は、狭くて窮屈だったが、1列前の前方が前通路であり、デーモン小暮閣下、三上博史が、前通路まで来たシーンがあり、間近で見ることができた。三上博史の鋭い目線を感じた。
終盤の方では、なっちも急に目の前に現れたが、後姿で、背中しか見られなかった。
デーモン小暮閣下のみならず、三上、なっち等出演者は全員顔を白塗り。
白塗りでもなっちは可愛かったけど、白塗りでない方が、良いかもしれない。
なっちがすぐ後ろに居るのに、主役の情婦役秋山菜津子が歌う歌詞に、いきなり「お○○こ」とか、有り得ない。その他にも下品なシーンは幾つかあった。
でも、役者三上博史の熱い演技が見られたり、進行役も務めていた米良美一のトークが意外に面白かったり、なっち以外にも、見所は沢山あった。
あと、松田美由紀の胸が良く揺れるのが気になった。
ストーリーは、分かり易い。が、細かく、もしくは、深くいろいろ考えると、きりがない。
カーテンコールは3回。(実際、観客の拍手で幕が上がるのは2回。)
梨華ちゃんのブラジル版「三文オペラ」が、ますます、楽しみになってきた。