音楽劇「三文オペラ」4月12日(日)昼 Bunkamuraシアターコクーン

rikamiki2009-04-12


演出:宮本亜門
出演:三上博史秋山菜津子安倍なつみ松田美由紀明星真由美米良美一田口トモロヲデーモン小暮閣下
開演:13:00
座席:J列センター左寄り

ネタばれにご注意下さい。


なっちが出演している「三文オペラ」を観てきた。今日は、マチネのみの公演。

梨華ちゃんも、今夏、ブラジル版の「三文オペラ」に出演するので、別物になると思われるが、その予習がてらと、これも何かの縁ということで、観てみることに。

いやぁ〜、なっちが、思っていた以上に、歌や演技が上手くてビックリした。

「海賊ジェニー」とか、怖いくらいだった。

昔、なっち主演の「白蛇伝」というミュージカルを観たことがあり、あの時は、まだアイドル丸出しだったが、今度は、舞台女優という感じがした。

主演の三上博史を一途に恋する、キャラが派手なお嬢様を可愛く陽気に演じていた。

三上博史とのキスシーンもあった。ちょっと長く感じたキスシーンだった。

公演時間は、

  • 1幕 60分
    • 休憩 15分
  • 2幕 45分
    • 休憩 10分
  • 3幕 50分

の合計3時間とたっぷりで、観終わった後は、充実感みたいなものを感じた。

舞台は、下手側後方上段に、生バンドを設置。

座席は、狭くて窮屈だったが、1列前の前方が前通路であり、デーモン小暮閣下三上博史が、前通路まで来たシーンがあり、間近で見ることができた。三上博史の鋭い目線を感じた。

終盤の方では、なっちも急に目の前に現れたが、後姿で、背中しか見られなかった。

デーモン小暮閣下のみならず、三上、なっち等出演者は全員顔を白塗り。

白塗りでもなっちは可愛かったけど、白塗りでない方が、良いかもしれない。

なっちがすぐ後ろに居るのに、主役の情婦役秋山菜津子が歌う歌詞に、いきなり「お○○こ」とか、有り得ない。その他にも下品なシーンは幾つかあった。

でも、役者三上博史の熱い演技が見られたり、進行役も務めていた米良美一トークが意外に面白かったり、なっち以外にも、見所は沢山あった。

あと、松田美由紀の胸が良く揺れるのが気になった。

ストーリーは、分かり易い。が、細かく、もしくは、深くいろいろ考えると、きりがない。

カーテンコールは3回。(実際、観客の拍手で幕が上がるのは2回。)

梨華ちゃんのブラジル版「三文オペラ」が、ますます、楽しみになってきた。