D・NプロデュースVol.5「夏唄日記」7月31日(土)昼 全労済ホール・スペースゼロ

開演:14:00 座席:3列右サイド
脚本:小野寺仁子 演出:井田國彦
出演:IZAM・石川梨華 城戸裕次稲村優奈・古宮基成・野沢トオル 大竹一重


梨華ちゃん出演の標記舞台は、先週の木曜日夜と土曜日昼に観てきた。

土曜日のレポはまだだったが、土曜日はその後にハロコンに参戦したりと、細かい記憶は殆ど残っていない。

でも、この舞台のシーンとなった、広島の原爆投下、鹿児島の神風特攻隊を通じて、戦争の残酷さ、悲惨さ、空しさは十分に思い知らせてくれた。

実は、この舞台は、梨華ちゃん演じる野村光子の孫が、殺人で服役が終わる現代シーンから始まった。その孫が、偶然見つけた祖母光子の「夏唄日記」を読んでいるうちに、戦争終結時の広島にタイムスリップしてしまい、原爆が投下されるまでの、光子を中心とした広島市民の生活を目にしながらの進行だった。

原爆投下時、光子は広島を離れていたから難を逃れたが、パンフレットによると、光子以外の広島の登場人物は、全員死亡してしまった。

今まで観てきたハロー関連の舞台とは、また違った感じだった。

最後に、戦争時の純で無垢な大和撫子風の女性を演じていた梨華ちゃんは、可愛かったと言える。