メロン記念日主演舞台「かば」5月4日(日)昼 池袋シアターグリーン BIG TREE

rikamiki2008-05-04


出演:斉藤瞳村田めぐみ大谷雅恵柴田あゆみ/Nao・小高仁 他
開演:13:00
座席:I列センター左寄り

ネタばれにご注意下さい。


メロンの主演舞台を観てきました。

この会場において、メロンが出演する舞台は、X-QUEST、トノチョ(w/o 柴ちゃん)に続いて3作目となり、脚本・演出は、「おじぎ30度 オン・ステージ 」と同じ散歩道楽太田善也氏。

会場内は、各座席の段差は大きく、9列目位だと、舞台を上から見下ろす感じになるが、舞台は観易い。椅子は固く座り心地が悪いので、1日3公演観る人は大変だ。

主演のメロンは、4姉妹という設定で、違和感もなく自然で、メロン記念日自体は、十分に堪能できる内容。

散歩道楽を含む他の劇団の役者陣には、自分のツボにはまるような個性が強いキャラクターは見当たらなかった。

一番印象に残ったシーンは、やはり、キレた柴ちゃん。ごく普通の明るい女の子を演じていた柴ちゃんが、突然、嫌な女と思える程、和服の女(Nao)に対し食って掛かり、なんかキャラがおかしいぞと思っていたら、いきなり物を投げつけ、狂ったように感情的に叫びだして、一瞬、引きそうになった。

そんな精神を病んでいた柴ちゃんだったが、喪服姿、パジャマ姿の柴ちゃんもばっちり拝め、ピアノも披露してくれた。

ひとみんは、期待通り、ホントにちらっとだが、胸をちらつかせてくれた。マサオ君は、見事な金髪で、冒頭では、くびれは少ないが、ダイナマイトなボディが目立った。

始まりの方で、むらっちが、父親の葬式に遅れてきた(火葬後)マサオ君を平手打ちしたシーンは、舞台が引き締まった。

4姉妹の父親が恩人であると言って居候した男(小高仁)は、実は、父親を裏切っていたという展開になったが、何を裏切ったのか説明がないのは何とも。

父親は、アフリカでかばに殺されたにも関わらず、最後4姉妹は、TVを観て親の敵であるはずのかばを応援していた。


「かば」にどういう意味があるのか(何もないのかもしれないが)、自分なりに、もう少し考えたいので、梨華ちゃんには申し訳ないが、札幌には行かず、明日も、この舞台を観る予定。(完璧な理由だ! これなら梨華ちゃんも納得してくれる筈。)

そして、柴ちゃんのキレ演技を冷静的に観察して、柴ちゃんの可愛いパジャマ姿を十分目に焼き付けたい。